脊髄液と注射器の機能と性能を解説・進撃の巨人考察

脊髄液 第16巻第66話

アルディア人が巨人に変身するためには、9体のいずれかの巨人から採取した脊髄液を体内に取り込むことが必要です。

その時の、脊髄液が現代で言う薬剤と言えるでしょう。

この脊髄液を体内に摂取させるものが、注射器を使った注射です。

脊髄液について

進撃の巨人で言う薬剤とは、巨人に変身することができる9人の脊髄液のことです。

マーレ軍は、ジークの体から取り出した脊髄液を培養し、アルディア人に注射したり、噴霧させて体内に取り込ませていました。

かつては脊髄液を取り出す時にも、きっと注射器による抽出を行っていたのでしょう。

抽出する場面は特に描写されていなかったと思います。

脊髄液は、ストーリーから推測すると、始祖ユミルが原始脊椎生命体?と合体した時の脊椎生命体の一部と考えられます。

この脊髄液が代々の巨人に受け継がれていると考えられますね。

脊髄液の種類

ストーリーの中には、脊髄液にも種類があることがわかります。

エレンが王家の隠れ家に捕らわれて脱出する際に「ヨロイ」=硬質化の脊髄液を見つけます。

これは、ヒストリアの父親が持っていたカバンからこぼれ落ちたものです。

これは、ある特殊な効果、高質化をもたらす脊髄液と考えられます。

王家の知識人や巨人研究者達が硬質化することができる脊髄液を取り出すことに成功していたのでしょう。

このようなことが出来るということは、他の特徴のある脊髄液もあるのではないでしょうか。

脊髄液に書かれた文字

脊髄液の入った容器に書かれた文字をエレンは、「ヨロイ」と読みました。

床に転がった脊髄液のラベルには壁内文字が書かれています。

壁内文字の読み方は、カタカナを反転させ、かつ右から読むのでこの脊髄液は「ヨロイブラウン」となります。

その他、文字の種類はユミル文字又はマーレ文字が存在しています。

壁内文字とユミル文字の違いは、反転させたカタカナを右から読むか左から読むかの違いです。

注射器 第16巻第66話

2021年新型コロナに対抗するためにワクチンが開発されました。

そして、日頃気にしていない注射器に注目が集まっていますね。

脊髄液を投与又は注射する際には注射器が必要です。

進撃の巨人でも、アルディア人が巨人に変身するためには、注射もしくは直接脊髄液を飲むしかありません。

普通に考えたらちょっと気持ち悪いですね。

そしてこの脊髄液の量によって巨人化の態様が変わります。

注射器はガラス製

ヒストリアが父親から注射することを勧められますが、自分で脊髄液を注射することを拒否し、注射器を床に叩き付け破壊してしまいます。

この注射器がガラス製だったので、割れていますね。

 

注射器のいろいろ

進撃の巨人ではいろいろな注射器が登場します。

王家に保管されたいた注射器は、厳重な箱に入っていてその作りも手が込んでいます。

装飾付きです。

そして結構大きいですね。

現代でも痛みを取るためのブロック注射をする時の注射器の大きさに似ています。

使い捨ての注射器

フクロウが持っていた注射器は、現在我々が使っているような一般的な物に似ています。

結構、細く使い捨てのタイプでしょうね。

 

兵器としての脊髄液と注射器

注射器にもいろいろなタイプがあります。

兵器の視点からすると、このような薬品や脊髄液(薬剤)を使った兵器もたくさん開発されてきました。

毒物を使った殺人兵器として使う場合や、逆に毒物を中和する中和剤としての役割もあります。

昔から化学兵器などを使った兵器には、注射や注射器が必ず登場します。

化学兵器は、爆弾の持つ破壊力のような派手さはありません。

また、銃器のように一発で的を仕留めるというものではありません。

ジワジワと苦しめる・・という表現が当てはまるかもしれません。

薬物や薬剤は目に付きにくいものなので気持ち悪いですね。

巨人に変身する、巨人を継承するこことが脊髄液で継承されていくというストーリーは、よく考えられていると思います。

武器
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