ライフルの機能と性能を解説№2・進撃の巨人考察

ライナーの持つ折曲銃床式小銃 第29話第116話

ライフルに関する解説の2回目です。

ライナーの持っている銃に注目してみました。

マーレ軍がバラディ等に奇襲攻撃をかけた時、ライナーが飛行船内で待機している時に持ってる銃ですね。

他の兵士は、ライフル銃を持っていますが、ライナーは銃床部分が折りたためる「折曲銃床式」の銃を持っています。

上写真の銃は、ロシアのAK-74突撃銃です。

銃床は右側に折れます。

 

 

ライナーの銃のモデルはなんでしょうか?

銃床は右側に折れているようです。

現代では、折曲式銃で銃床部が右側に折りたためるのが、ほぼ標準となっています。

陸上自衛隊の89式小銃は、左側に折れます。

これは、その国による設計思想、銃の構造上の違いのようです。

折曲式銃は、空挺隊員や特殊部隊がパラシュート降下する時に小型、軽量なものが必要になったので開発されました。

また、艦艇や市街戦で使う場合もあるようです。

第116話では、ライナー以外でこの銃を持っているのは、見当たらないのですが、ちょっと不思議な感じがします。

この折曲銃床式の銃は、第一次世界大戦でも使用されていなかったと思います。

もしそうであれば、進撃の巨人の時代背景は、第一次世界大戦前から第二次世界大戦の入り口を参考にしているということになりますね。

ライナーの銃は自動小銃? 第29話第116話

空挺隊員用ライフル

ライナーの銃は、空挺隊員が持つような銃ですが、その形状からすると、自動小銃のように見えます。

 

こちらも、ロシアのAK-74突撃銃です。

自動小銃の一種です。

銃床部分が右側に折れるようにできています。

ライナーの持っている銃とは、銃床部の形状が少し違うことと銃身が少し長いです。

ライナーの銃の弾倉は少し短いようです。

モデルとしては、下の写真の種類の銃と思われます。

 

 

ライナーは何度も落下傘で降下しているようですので、このような銃を持っていても不思議ではありませんね。

長い小銃だと、降下中や着地した時に邪魔になります。

対巨人ライフル

別の記事でも紹介しましたが、銃身の長い巨人用ライフルを持った兵士がパラシュート降下しています。

対巨人ライフルの機能と性能を解説・進撃の巨人考察
対巨人ライフルは、マーレ軍が開発した巨人撃退用の大型ライフルです。通常の銃より銃身が長く、弾丸も大型化しています。弾丸の形は見えませんが、20㎜ぐらいあるかもしれませんね。

結構長い銃身なので、地面への着地時は危険な気がします。

通常のライフルと対巨人ライフル、そして銃弾などの携行はかなりの負荷がかかるのではないでしょうか。

現代戦では、重量のある武器はまとめて別の落下傘で降下させることもあります。

弾薬の重量だけでも、何十キロになると思います。

特に対巨人用ライフルの弾薬は重いと思います。

いずれにしても、マーレ軍は対人、対巨人用に武器の開発を着実に進めてきたようです。

銃での戦闘は、歴史的に、点から点、線から線、そして面から面への戦闘と変わってきました。

パラディ島での戦闘模様は、巨人、立体起動装置の人間との戦いになるので、現実の歴史にとらわれない戦いになるのは確かですね。

武器
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進撃の巨人考察・兵器の機能と性能を分析