対巨人ライフルの機能と性能を解説・進撃の巨人考察

第118でファルコがパラディ島に上陸し、ガビと遭遇します。

 

その時、初めて対巨人ライフルが紹介されます。

 

対巨人ライフル 第29巻第118話

ファルコとガビが避難する最中にファルコの兄グライスがガビに「対巨人ライフル」と説明しています。

 

銃身は長く口径はわかりませんが、それほど大きいようには見えません。

 

No.18では、対巨人ライフルのモデルはドイツのM1918と紹介しました。

 

形としてはよく似ていますが、もっと細身のようですね。

 

しかし、M1918は、口径が13㎜、重量は15.8㎏もあります。

 

普通の小銃が、4.3~4.5㎏ですので、その3倍以上あります。

 

そこでさらに調べることにしました。

参考:ウィキペディア(Wikipedia):https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%82%B6%E3%83%BC_M1918

 

対巨人ライフルの射撃 第30巻第119話

 

第119話では、ガビが実際にエレンに向けて射撃しています。

 

M1918では口径が13㎜なので、かなりの重量で15.8㎏あります。

 

以前の記事で対巨人ライフルがドイツのマウザーM1918がモデルになっていると思いましたが、よく調べてみると、第119話でガビが射撃している様子を見ると少し違うようです。

 

第119話でガビは、銃を膝撃ち姿勢で銃をかかえています。

 

マウザーM1918は重量が15.8㎏もあり、普通の大人でも膝撃ち姿勢では射撃できないと思ったからです。

 

それに、M1918は脚が付いていてそれに銃を載せないととても射撃できないでしょう。

 

それに写真から観ると、この銃を1人が背負うこともできないと思われます。

 

もし背負うことができたとしても、他の装備品は背負うのが困難になるのではないでしょうか。

 

参考:ウィキペディア(Wikipedia):https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%82%B6%E3%83%BC_M1918

ポーランドのWz.35対戦車ライフル

参考:ウィキペディア(Wikipedia):https://en.wikipedia.org/wiki/Wz._35_anti-tank_rifle

 

ポーランドのWz.35対戦車ライフルは、ポーランドが開発した対戦車ライフルです。

 

口径は7.9㎜弾で少し小さいですが、銃本体の重量は10㎏なので、大人が背負うこともできます。

 

実際にこの銃を持って行進しています。(結構体格の大きい兵隊さんですが)

参考:ウィキペディア(Wikipedia):https://en.wikipedia.org/wiki/Wz._35_anti-tank_rifle

 

進撃の巨人では、対巨人ライフルを背負い、パラシュート降下しているので、重量的には10㎏ぐらいが妥当かなと思います。

 

多分、対巨人ライフルは、マウザーM1918がモデルというより、ポーランドのWz.35の方が近いかもしれないというのが、管理人だむおじさんの結論です。

 

Wz.35の性能

Wz.35の口径は7.9㎜となっていますので、戦車を破壊するというより、戦車を貫通し中で小爆発を起こす、というもののようです。

 

現在では、このような小口径で戦車に対抗する銃はありません。

 

戦車の装甲が厚くなり、7.9㎜ぐらいの弾丸では貫通しなくなっているからです。

 

これぐらいの口径で巨人を倒すとすれば、うなじを狙い、うなじを部分的に破壊するのを狙ったいたのでしょう。

武器
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