対巨人野戦砲 第25巻第101話
対巨人専用の大砲が登場しました。
大型のものであれば、対巨人砲がありますが、ここでは主にマーレ軍が使っていた対巨人野戦砲について見てみましょう。
引用元:諌山創「進撃の巨人」第25巻第101話
エレンが巨人化し、戦鎚の巨人と戦っている最中にマーレ軍が対巨人野戦砲で応戦します。
対巨人用野戦砲と呼ばれていますが、通常の移動式大砲のようです。
口径は、100㎜程度ではないでしょうか。
大砲の種類
上の写真は、東京都市ヶ谷の防衛省内にある、自衛隊員慰霊碑の近くに展示されている10cmです。
マーレ軍が使用していた大砲も、口径10cm程度の加農(カノン)砲と思われます。
この大砲のモデルは、第一次世界大戦から第二次世界大戦で各国が使用していた口径10~15cmの力ノン砲ではないでしょうか。
細部についてはわかりませんが、第二次大戦中の日本陸軍が使っていた、写真の99式10センチ山砲にも形状に似ています。
諌山先生が、どの大砲をモデルにしているのかは正確にはわかりません。
移動用の車輪には、タイヤが使われているので日本陸軍が使用していた野砲より少し進化していたようですね。
対巨人用野戦砲の射撃方法
この戦闘では、野戦砲を水平にして、直接エレンに向けて撃っているように見えます。
力ノン砲は、もともと弾丸を滑空させて攻撃する兵器です。
ここでは、力ノン砲による水平射撃と思われます。
ただし、戦車のように命中精度を上げるのであれば、砲身がもっと長くなければだめでしょう。
また、大砲近辺の隊員の動作を見ると目視で照準しているようです。
弾丸をある程度滑空させて目標に当てるのであれば、距離、角度、気温などを正確に求めて計算し、砲身の仰角を調整しながら発射しなくてはいけません。
マーレ軍の装備を見る限り、そのような装備品が近くに見当たりません。
マーレ軍は目視による射撃に特化して、命中精度は要求せず「どんどん撃てー」と言う戦術なのかもしれません。
大砲を作る技術
マーレ軍は強力な軍事力を持っているとの想定なので、相当な武器を確保しているはずです。
軍備を揃える場合、自国で製造したのか、どこかの国から調達したのかはわかりませんが、少なくとも第一次世界大戦時のレベルの武器を所有していたものと考えられますね。
これらから推測すると、マーレ又はマーレの友好国は、相当な工業国だと推測できます。
対巨人野戦砲の射程距離
大砲の射程距離は、砲弾の種類により変わります。
弾種による射程距離の違い
砲弾が徹甲弾、榴弾など、目標への効果に応じて異なる種類の砲弾が使用されるので、今回の巨人に対応するためには、比較的射程の短い砲弾だったのではないでしょうか。
対巨人野戦砲で巨人を攻撃をするわけですが、巨人の機動力は高いので、装填中などに反撃される恐れがあるのではないでしょうか。
かなり危険な攻撃方法だと思います。
遠方から移動しながら砲撃しないと危険な感じがします。
大砲がミサイルに発展し、かなりの遠方から誘導できるようになれば破壊力は倍増すると思います。
巨人の移動は人間や車両より速いので、一発で確実に仕留めなけば次弾を装填している最中に攻撃されてしまいます。
対巨人野戦砲の使い方
第101話では祝砲も撃つと言われているので、色々な用途に使われたようです。
また、マガト隊長は「徹甲弾の運搬訓練」と言っているので、徹甲弾もすでに開発されていることがわかります。
徹甲弾とは、元々鉄の武器を貫徹するために開発された砲弾なので、破壊力が強いです。
ですから徹甲弾は、巨人に対しても有効な弾と言えます。