立体起動装置用のガスボンベ用スパナ 第1巻第4話
スパナとレンチ
このスパナと同じ意味の道具「レンチ」があります。
これは、「スパナ」がイギリス英語、「レンチ」がアメリカ英語なので、ここでは、舞台がヨーロッパ地方と仮定しているので、「スパナ」という単語を使用します。
また、日本国内では両端が固定されたサイズになっているレンチのことを、「スパナ」と呼んでいます。
立体機動装置用ガスボンベを締める時に使用したスパナ
ウォール・マリアが超大型巨人に2度目に破壊された際に、訓練兵だったアルミン達が駐屯兵団の指揮下に入り、巨人の進入を防ごうと準備していた時に使っていた六角スパナです。
このシーンでは、アルミンが六角スパナを使って、小型のガスボンベのナット部分を回そうとしています。しかし、緊張して手が震え、うまく回せませんでした。
このスパナを使って立体機動装置の充填されたガスポンベの口を閉めたり、開けたりするのでしょう。
六角スパナがあるということは、六角ナットや六角ボルトがあるということですから、ボルト、ナット、ねじ機構の技術が確立されているということがわかりますね。
その他の装備品にもボルトやナットが使われているでしょうから、色々な口径のスパナが多くあったと思われます。
スパナの歴史
スパナは、古代ローマ時代の遺跡で発見されています。
スパナで締めるボルトやナットも発見されています。
進撃の巨人の時代背景でも、これらの工具や部品が使われているのは、不自然ではないと思います。
ちなみに、日本では先が開放されていて、固定したゲージのものを「スパナ」と呼び、開放されていても可変型のモンキーレンチや六角棒スパナもレンチと呼ばれることが多いです。
要は日本では、スパナと呼んだりレンチと呼んでいて、その区別は暖昧と言うことですね。
他のいろいろな工具類
調査兵団もマーレ軍もさまざまな武器や装備品を使用しているので、それらの器材をメンテナンスするために必要なメンテナンス工具類を持っているはずです。
管理人がまだ気付いていない工具類も登場しているかもしれませんが、見つけ次第、細かな工具類についても考察していきたいと思います。