対人立体機動装置の仕組みと機能を解説・進撃の巨人考察

対人立体機動装置の仕組み 第14巻第57話

対人立体機動部隊は人間を攻撃するために作られた立体機動装置です。

第57話では、ケニーが装着し、部下と共に調査兵団を殲滅するためのに待ち構えています。

対人立体機動装置の構造機能

調査兵団の使っている巨人用立体機動装置とは構造が違っていますが、空中を移動するという仕組みと機能は同じです。

巨人用の立体機動措置は、2本のアンカーを噴射し、そのアンカーが壁や木に食い込み、そこについているワイヤーを巻き取りながら前進するというものです。

対人立体機動装置の仕組みは、空気圧縮タンクと巻き取り装置が腰に装着するのではなく、背中に背負う方式になっています。

また、対人立体機動装置は、その巻き取り部分の構造が違います。

そして大きな違いは、巨人を倒すための武器がブレードでは無く、散弾銃になっているところです。

対人立体機動装置の武器

対人立体機動装置に付いている武器は空気式散弾銃タイプです。

煉瓦を破壊する程の威力ですから、人間には相当有効です。

第57話では、憲兵隊に加勢するアッカーマンと、憲兵隊が対人立体機動装置を装着し、リヴァイ兵長を攻撃します。

憲兵隊も立体機動装置の使い手としては、相当な技量のようです。

この立体機動装置に装着されているのが空気式の散弾銃です。

ただし、この銃は連発ができない構造のようで、一発発射するたびに、空気タンク式の空薬莢を捨てて、再装填しなければなりません。

 

それも片手に一発ですから、連続射撃は両手を使い、2発が限界のようですね。

そして有効射程は、せいぜい50m程度でしょうか?

憲兵団が味方に「有効射程距離まで待て!」と指示していますから、長距離の射撃はできないようです。

対人立体機動装置の弱点

対人立体機動装置の弱点をアルミンが第64話で解説しています。

弱点とは、アンカーと銃が一直線となって操作しなければいけないということです。

ちょっとわかりにくいですが、物理的にアンカーと銃は一体化していて、アンカーを射出する方向が射撃方向になるわけです。

立体機動装置を使い、ワイヤーで移動している最中は、銃は任意の方向に向けられないということですね。

ワイヤーの巻き取りは、手に持った銃の一部分から巻き取っていくので、両手は進行方向を向いています。

巨人用の立体機動装置では、腰の部分からワイヤーは巻き取られるので、両手は自由です。

ですから、対人用立体機動装置の憲兵と戦う時は、相手の手が向かない方向から接近することで有利な状況になるということですね。

対人立体機動装置 シーズン3エピソード1、2

対人立体機動装置の仕組みがよくわかる動画シーンがあります。

動画では対人立体機動装置の構造などが詳しく描かれています。

ケニー率いる部隊がエレンやリヴァイ兵長達の襲撃を開始するシーンです。

エピソード1で初めて対人立体機動装置が登場します。

ケリーを横から見るとその装備状況がよくわかります。

背中部分は結構突出していますね。

圧縮空気のタンクとワイヤーの巻き取り部分は小さく、しかも軽そうです。

シーズン3からわかることを分析していきましょう。

対人立体機動装置の大きさ

シーズン3では対人立体機動装置の銃とアンカー射出部分の描写が大きいですね。

大きさに比例して重量も大きくなると取り扱いが不便そうです。

それに反して圧縮空気のタンクなどは小ぶりに見えます。

機動性は向上しているのかもしれません。

対人立体機動装置を応用

対人立体機動装置を応用したと思われる装置が、新型立体機動装置です。

圧縮タンクなどの位置や引き金などの部分が似ています。

体に装着するためのハーネスなども似ていますね。

調査兵団がマーレのレベリオ地区を急襲した時に使用された立体機動装置は、新型の立体機動装置でした。

ジークはその立体機動装置は、マーレの技術が応用されていると分析しています。

従来型の立体機動装置と新型立体機動装置の違いも分析していきたいと思います。

新型立体機動装置の解説

巨人用立体機動装置の解説

立体機動装置のまとめ

立体機動装置
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進撃の巨人考察・兵器の機能と性能を分析