多くの艦艇がグループとして行動することを艦隊と言います。
第113話では、多くの艦艇が連合艦隊としてパラディ島に向うことが想像されています。
イメージ図なので艦船の相互の位置がものすごく近いですね。
ぶつかりそうな近さです。
これだけの艦艇が相手では、調査兵団も勝つことはできないでしょう。
連合艦隊と上陸部隊 第28巻第113話
連合艦隊
ジークが調査兵団に拘束されました。
しかし、ワインに仕込んだジークの脊髄液の影響で、監視していた調査兵団が巨人にされてしまいます。
その隙をついて、ジークは逃げ出すわけですが、その最中にマーレ軍の艦隊や上陸部隊がパラディ島を攻略するシーンを回想しています。
全世界の戦力が集中と言っているので、艦隊としては「連合艦隊」と言っていいでしょう。
実際にはこのような密集隊形での航行はないでしょうが、ほとんどが戦艦、巡洋艦クラスのようです。
この戦艦群から、ボートに乗って上陸するという想定ではないでしょうか。
ほとんどの艦艇が20cm砲程度の連装砲を装備しています。
また、煙突からの煙を見ると燃料は石炭ではないでしょうか。
上陸部隊
上陸部隊のボートは、動力の無い木造船のようです。
多分、エンジン付のボートが、木造船を曳航してきたのでしょう。
または手こぎかもしれません。
人数的に見ても短期決戦でマーレ連合軍が圧倒するでしょう。
上陸部隊の兵員は、ヘルメットを被り防弾チョッキのようなものを着ていますが、この時代には防弾チョッキは無いでしょうから、弾薬などが装着できる戦闘服ではないでしょうか。
武器は小銃ですが、せいぜい8発程度が連続して撃てるライフルのように見えます。
ほとんど無抵抗の状態で上陸していますから、楽に上陸作戦は大成功のようです。
仮に調査兵団が待ち構えていたとしても数で圧倒されたでしょう。
連合艦隊の規模 第28巻第113話
連合艦隊の隻数の記述はありませんが、描写から推測すると約100隻以上はいると思われます。
これだけの艦艇を集めると、乗員は30,000人を超えるのではないでしょうか。
乗員だけで30,000人として、上陸部隊は別動隊ですのでその規模の大きさがわかります。
また、全世界の戦力が集まったわけですから、作戦は多国籍の統合作戦になっていると思われます。
連合艦隊と上陸部隊の統合作戦
艦隊と上陸部隊とが連携して作戦を実施します。
このような大規模作戦は、最低限、次のような項目の調整が必要になります。
・通信
・補給
・後方支援
大規模な作戦になればなるほど指揮系統は重要です。
パラディ島上陸作戦の統合指揮官は誰なのでしょうね。
連合艦隊への補給
艦艇は基本的には自給自足ができますが、それでも限界があります。
燃料、水、食料、乗員の休息など、長期にわたる作戦では必要な物資を運ぶ補給艦も必要になります。
特に燃料が無いと航行も出来なくなるし、電気も使えなくなります。
艦隊には必ず補給艦が随伴していますが、今回の作戦では補給艦らしき艦は見えません。
また、上陸した部隊にも補給が必要です。
弾薬、食料、水など補給物資が続かないと作戦は継続できません。
兵員にも休息が必要です。
艦隊の作戦や陸上戦闘では、このような後方支援がひじょうに重要になっていきます。
パラディ島攻略の後に、再度連合艦隊が編成されますが、今回の規模以上になっています。
連合艦隊が編成されても、艦隊同士の戦いではないので、艦隊決戦などはありません。
連合艦隊とパラディ島のエルディア人の決戦、または、連合艦隊と壁の巨人という決戦になります。
エルディア人、巨人とも世界を相手に戦うのは避けられなかった運命なのでしょうか。
