進撃の巨人考察・兵器の機能と性能・No.39 ぶどう弾

 

ぶどう弾は、№06でも一度紹介していますが、実際の写真などを見てきたので再度紹介したいと思います。

第3巻第10話 ぶどう弾

ぶどう弾は、マイナーな武器と言えるかもしれませんが、現在のクラスター爆弾の原型と言えるものかもしれません。

ぶどう弾

ぶどう弾を実際に見てきた場所は、北海道西部の江差町です。

昨年仕事で江差町近辺に行った時に、江差沖に沈没した幕府軍の軍艦「開陽丸」の記念館を訪問しました。

「開陽丸」自体は復元したものですが、「開陽丸」の船内が展示施設になっていて実際に引き揚げた装備品や砲弾が展示されています。

開陽丸は戊辰戦争で幕府軍の主力艦として期待されましたが、江差沖で座礁、沈没したという不運な艦です。

開陽丸の概要
全長:75m
全幅:15.6m
建造造船所:オランダ

 

そして引き揚げられた砲弾の中にぶどう弾を発見しました。

ぶどう弾は、小粒の爆弾がぶどうのようにぎゅっと詰まった形からぶどう弾と呼ばれているようです。

これらの砲弾はレプリカではなく、実際に海底から引き揚げられたものです。

詳しく説明されています。

それにしても、展示館の中はものすごい数の砲弾です。

やはり砲撃には火力が一番です。

命中精度も重要ですが、火力で圧倒して砲撃を続ければ、すればたとえ命中しなくても戦意を削ぐことができます。

ぶどう弾の威力

ぶどう弾の威力についての解説はありませんでしたが、現在の武器で言えば「クラスター爆弾」に近いと思います。

クラスター爆弾は、世界的に使用が禁止されています。

爆弾の殺傷力を高めるためには、小粒の破片を沢山ばら撒く方が効果的ですからね。

クラスター爆弾は、爆弾の中に小型の爆弾がたくさん入っていて、空中で小型爆弾が飛び散るようになっています。

ぶどう弾は、空中で飛び散るのではなく、目標に当たった瞬間に小粒の鉄球が飛び散ります。

小粒の鉄球の代わりに、釘や鉄片を入れたものもあります。

爆発した瞬間に、それらが人間を殺傷したり傷つけたりします。

寂しいことですが、人間の考えることはどこまでも残虐です。

開陽丸のその他の砲弾

開陽丸の中には、いろいろな武器も引き揚げられていました。

ほとんどが10㎝砲の砲弾ですが、小銃などもたくさんありました。

三万点以上の物を引き揚げたそうです。

開陽丸に装備されていた大砲は、搭載砲26門のうち、通常砲8門、クルップ施条砲18門です。

クルップ施錠砲は砲身の中に施錠が切ってあり、弾丸が回転しながら飛翔するように改良された砲身を持っています。

現代の戦車砲や高射砲も施錠が切ってあります。

この施錠により砲弾の直進性が良くなり、命中精度が上がります。

榎本武揚の先見の明

開陽丸に装備されている大砲は26門です。

設計当初は、通常砲20門、クルップ施錠砲6門でしたが、デンマーク戦争を観戦し、施錠砲の威力を目の当たりにした榎本武揚達がクルップ施条砲18門に変更したそうです。

それほど施錠の切ってある大砲は威力があったのですね。

砲弾
スポンサーリンク
fshell2152をフォローする
進撃の巨人考察・兵器の機能と性能を分析
タイトルとURLをコピーしました